防災アイテム紹介

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2023/02/08 グッズ

災害の備えにおすすめ!キャンプ用品8選

災害の備えにおすすめ!キャンプ用品8選

いつ起きるか分からない自然災害。

直接の被害にあわなかったとしても、ライフラインが断たれたり、慣れない避難生活が長引くと大きなストレスになっていきます。

そんな時に役立つのが、キャンプ用品などのアウトドアグッズです。

そこで今回は、災害時に役立つ代表的なキャンプ用品と備蓄の際の注意をまとめました。

今から練習しておこう!「キャンプ用品」

いざという時の防災グッズとして、今注目されているのが登山やキャンプなどで使うアウトドアグッズ。

近年のアウトドアブームのおかげで、気軽に購入しやすいものが増えています。

①LEDランタン

火を使わないLEDランタンは安全に明かりを確保することができる上に寿命が長く、虫が寄りにくいので便利です。

明るさの調節ができるものや、防水機能がある物をおすすめします。

②ヘッドライト

登山などで活躍するヘッドライトは両手が使えるため、夜間に子供の手を引いて歩いたり、避難先でトイレをなど使用する場合には、手に持って使う懐中電灯より実用性があります。

③ウォーターバッグ

災害時は断水が起きやすいため、水の確保が重要です。

ウォーターバッグがあると、まとまった量の水を給水場所からスムーズに運ぶことができます。

④シングルバーナー

ガスコンロも便利ですが、コンパクトなシングルバーナーは防災バッグなどに入れてもかさばりにくく、設置も場所をとらないのでおすすめです。

小さくても火力は強めなので、お湯を沸かしたいときや屋外での調理などに活躍します。

⑤クッカー

鍋、フライパン、ケトルなどがセットになっており、重ね合わせてコンパクトに収納できるクッカーは、軽量かつ何種類もの使い方ができたりする調理グッズです。

寒い時期の避難生活では、温かい食べ物があると嬉しいですよね。

⑥テント

庭など屋外を利用するのに便利なテントはプライバシーの確保、余震時の避難にも役立ちます。

ワンタッチの簡易テントでも、組み立て方の手順を確認しておきましょう。

⑦シュラフ

緊張の続く避難生活では熟睡できないと辛いですよね。

布団が足りない場合も想定されるのでシュラフ(寝袋)を用意しておきましょう。

すっぽり包まれて安心感のあるマミー型や、子供との添い寝に便利な広めの封筒型など、自分に合ったものを用意しておきましょう。

マミー型
封筒型

 

⑧マット

避難先である体育館など、床からくる冷え対策にマットを活用しましょう。

クッション性があるものは長時間の滞在でも座り心地が快適です。

ポンプなしで空気を入れられるタイプがオススメです。

本当に役に立つ?防災グッズの落とし穴

せっかく準備した防災グッズやアウトドアグッズも、被災時に使える状態でなければただの荷物になってしまいます。

災害時にきちんと活用できるように定期的に確認しておきましょう。

①電池切れで使えない

懐中電灯やラジオなどの防災グッズは電池を使うものが多いですよね。

乾電池は放電してしまうので、定期的な交換や長持ちタイプの備蓄、ソーラータイプの電池を準備しましょう。

②賞味期限切れで食べられない

防災グッズの備蓄品は賞味期限が長いので、一度バッグに入れると期限を忘れられることが多いです。

期限がすぐわかるように外側に大きく記載したり、年に1度を目安に期限をチェックするようにしましょう。

③美味しくない、食べ慣れない

緊急時には贅沢を言っていられないものですが、実際に何日も避難生活が続く場合、「食」が精神面での支えとなることもあるため、少しでも食べ慣れたものを備蓄しておくことも必要です。

賞味期限の短いものでも、定期的に期限をチェックすることで備蓄できます。

特に、お子さんは不安に感じることが多いかもしれないので、お気に入りのお菓子なども備蓄しておきましょう。

④使い方がわからない、使いにくい

防災グッズはあるけど使い方がわからない、という事態を避けるために1度実際に使ってみましょう。

実際に使ってみたときに手順などを確認して、今後も同じものを使うのか判断して備えておくことが大切です。

⑤二次災害に繋がる危険性があるもの

停電時に役立ちそうなロウソクは、実際に地震が起きれば振動で倒れて火災になる危険性があります。

ロープも、結び方が曖昧だったり、扱いに慣れていないと転落やケガをする恐れがあります。

二次災害が起きそうなものは避けましょう。

まとめ

外での衣食住を楽しむアウトドアの知識と経験は緊急時にも役立つことが多くあります。

防災グッズにキャンプ用品を取り込むことで、アウトドアを楽しみながら自然に災害に備えることができます。

いざという時、使いこなせるように繰り返し練習しておくことが大切です。

より危機意識を高める目的で「防災キャンプ」に参加してみるなど、イベントも利用しながら準備をしておきましょう。