防災アイテム紹介

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2022/10/25 コラム

災害時には停電に注意!備えておくものと注意点を紹介します

災害時には停電に注意!備えておくものと注意点を紹介します

ここ数年、地震や豪雨などの自然災害で、各地で何日も停電が続くようなことが起こっていますが、停電時の備えはできていますか。

「自分の地域だけは大丈夫」とは思わず、準備しておけば憂いなしです。

今回は、停電時の備えで必要なものや注意点について紹介していきます。

停電時に備えておくもの

明かりの確保

1番大切なのは、明かりの備えです。

明るい時間帯に災害が起こるとは限らないので、懐中電灯やLEDランタンなどは、いつでも使える状態で揃えておくことが大切です。

懐中電灯などに使う電池も多めに備蓄しておきましょう。

ろうそくも使えないことはありませんが、倒れると火事の原因になる可能性があるので注意が必要です。

置き場所も大切なので、すぐ取り出して使えるような場所に置いておけば心配ありません。

飲料や食料

災害時の停電で国や自治体からの支援を待つ場合の飲料や食料は、最低3日分必要だと言われています。

飲料水は、ひとりあたり1日3リットルです。

水道が使えなくなる場合も考えると生活用水も必要です。

生活用水は、浴槽に水をためておいたり、ポリタンクに水をためておいたりして確保しておきましょう。

食料はアルファ米や乾パン、缶詰など、常温で長期間保存できるものがおすすめです。

カセットコンロと鍋があれば温かい食事を作ることもできるので、カセットコンロ用のガスボンベも多めに用意しておきましょう。

使える生活用水が限られることを考えると、食器を洗わなくてもいいように紙皿や紙コップ、割りばしなどもあると便利です。

生活用品

災害時はストレスや睡眠不足などで体調を崩しやすくなるので、常備薬など体調管理に必要なものも準備しておきましょう。

手指を消毒できるウエットティッシュや除菌スプレーも必須です。

夏場は熱中症対策グッズ、冬場は防寒対策グッズも用意しておきましょう。

停電中であっても、これから生活していくうえで必要な情報が得られるように、手回し充電式のラジオがあると心強いです。

スマホから情報を得ることもできますが、充電が切れないように気をつけないといけません。

モバイルバッテリーを充電して、いつでも使える状態にして持っておきましょう。

停電時の注意点

停電時は、通電火災を起こさないように気をつけましょう。

もし避難で自宅を離れる時は、必ず電気のブレーカーを落としてから出てください。

一度停電で止まった家電が、通電したときに漏電して火災を引き起こすことがあります。

家電のコンセントを確認する

家電のコンセントにも注意が必要です。

停電時は、冷蔵庫の開閉をなるべく少なくしましょう。

開けるたびに冷気が逃げてしまうので、あまり開閉していると中の食品が傷んでしまいます。

テレビや暖房器具、アイロンなどの発熱する家電は、コンセントを抜いておきましょう。

パソコンなどのモーターを応用した家電も、起動時の電流が大きく、通電した時に一斉に動き出すとヒューズが飛んだりブレーカーが落ちたりして家電がダメージを受ける可能性があるので、こちらもコンセントを抜いておく必要があります。

通電時に、傷ついたケーブルやゴミのついたコンセントから火災が発生することもあるので、日ごろから確認しておくことが大切です。

まとめ

今回は、停電時の備えで必要なものや注意点について紹介しました。

対策できていなかった人も多いのではないでしょうか。

日本はとにかく災害の多い国です。

停電時の備えがいかに大切かということを、毎年のように思い知らされます。

普段から「もし長期間停電になったら」ということを想定して、日常生活の中で少しずつ備えていきましょう。

周囲の人とも話し合って、情報を共有することも大切です。