イベント・勉強会

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2022/01/09 防災キャンプ

第9回ひなんピング『キャンピングカーキャラバン』@世田谷区

第9回ひなんピング『キャンピングカーキャラバン』@世田谷区

キャンピングカーキャラバン、岡山から飛び出して東京へ!

来年度の活動に向けて、試験的に県外での開催をしました。

大人も子どももみんな、初めてのキャンピングカーに大はしゃぎ!

キャンピングカー見学会
みんな集まれ(^^♪
元気いっぱいの姉ずさんたち!
はる君5歳とママ
あっきー18歳です!


一番テンション高かったのは、実は、医療型短期入所施設「もみじの家」のスタッフさんたちでした。

災害時に、駐車場を開放して一時避難所にしたり、電源を供給したり、
支援者として何かできないか、検討されているとのことでした。

みんさんの想いや目的は、
「ひなんピング」の主旨とぴったりですし、キャンピングカーとの相性もばっちりです。

キャンピングカーの限界が明確になりました

一方で、キャンピングカーでできる避難支援の課題がより明確になりました。
キャンぐかーの間口が狭いことが支援の幅を狭める要因なんです。
幅が60cm未満なのです。

乗ってしまえば、車内は狭く感じることはないのですが、間口が・・・・

✓今のキャンピングカーでは間口が狭いため大人2人以上の力が必要 または対象を絞る
✓バギーの種類や大きさによって、支援は難しい

いろいろなシミュレーションを重ねることで、
『対象者は○○です!』
とキャンピングカーでできることを明確にしておく必要がありますね。

より安心して活用いただくためにも、全国へ展開するためにも、
今後、しっかり詰めていきます!

また、地域によって支援体制や避難事情なども異なりますし、
道路事情も様々です。
地域ごとに対応できるようなマニュアル作りも重要ですね。

やっぱりキャンピングカーキャラバンは必要!

そして、楽しく防災キャンプ「ひなんピング」の重要性を改めて実感することができました。

☆実際にキャンピングカーに乗ってみてもらうことでど避難のシミュレーションをする
☆医ケア児の姉妹兄弟も一緒に楽しみながら、防災を意識できる
☆当事者同士の横のつながりができるため情報共有がしやすくなる

今回も姉妹が参加してくれましたが、
始めから終わりまで、約1時間半、キャンピングカーから降りてくることはありませんでした。

バンクベッド(運転席と助手席の上に常設されているキングサイズのベッド)や後方の二段ベッドを行ったり来たり。ず~~っと遊んでいらっしゃいました。

「実際に泊まってみたい!」
「いつキャンプするの?」
と次の企画を後押しするお声をいただきました。

大人の事情がありますが、ぜひ、
楽しく防災キャンプ「ひなんピング」を実現したいと思います。

開催概要

開催日:2021年11月26日(金)

時 間:15時30分~17時頃 

場 所:国立成育医療研究センター 
駐車場 東京都世田谷区大蔵2-10-1

内 容:キャンピングカーの見学会

日頃からの備えが一番大切!避難先も準備をしておきましょう。

まずは、家族だけで避難できるように日頃からの備えが大切です。

とは言え、医療機器や防災品などを手に持って避難するのは大変です。

在宅避難用の「備蓄」と自宅外避難用の「持出品」も備える内容が違いますよね。

また、避難する場所も事前に下見をしたり、実際に自宅から移動してみたり、備えておきたいですよね。
その備えの一つとして、移動式避難所「キャンピングカー」を活用していただきたいと思います。

実際に、見ていただいて、避難できるかどうか、最低何を用意しておかないといけないのか、シミュレーションをしてみてください。

過去のキャンピングカーキャラバン

トヨタ自動車のプラグインハイブリッド車「プリウス PHV」とキャンピングカーの連結実証をしました。キャンピングカーの横に来てくれたら百人力です!
キャンピングカー見学会&PHV連結実証を実施

非常食を作ってみました!意外にもおいしく、お子様も食事を楽しめるレシピでした。
『元陸上自衛隊看護師と一緒に防災食を作って食べてみよう!』

備蓄と持ち出し品は別物です。バッグに入れて避難するときに最低限必要なものを選びます。普段からバッグに入れておくと慌てなくていいですね。
『防災士と一緒に防災バッグの中身をチェック!水って必要??』

在宅ケアで実際に使う医療機器をキャンピングカーに標準装備されているサブバッテリーにつなぎ、車内に定点カメラを設置し、動作確認を行い、稼働可能時間を算出しました。
『医療機器接続実証』

資料やメーカーの説明サイトはたくさんあるのですが、実際に使ってみた感覚値がわかりません。
持ち運べる重さなの?音がうるさくない?匂いはしないの?などなど。実際に使ってみました!
『発電機と蓄電池を実際に使ってみた!』 

「ひなんピング」とは?

キャンピングカーで医療的ケアが必要な子ども家族の避難アシスト事業「ひなんピング」

※医療的ケアが必要な子=生きるために日常的な医療的ケアと医療機器(気管切開部の管理,人工呼吸器の管理,吸引,在宅酸素療法等)が必要な子

「ひなんピング」の2つのプロジェクト

PJ① 災害時に医ケア児家族の一時避難所として「キャンピングカー」と「医療従事者」をマッチングさせる避難アシスト事業

PJ② 楽しく避難体験ができるアウトドアイベント

コロナのため、思うように開催できていませんが・・・ そこには、非日常的な空間や人との出会いを楽しめる「笑顔」があふれていました(^^♪

防災キャンプイベントはみんなの笑顔がサイコーです!楽しかったね~

公益財団法人日本財団の助成を受け、本事業を行っています。