防災アイテム紹介

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2026/04/30 グッズ

知っておきたい!災害時の応急手当!

知っておきたい!災害時の応急手当!

大規模な災害が発生して、自分がけがをしてしまったときや、家族やまわりの人がけがをしてしまったときに、その場での的確な処置がその後のけがの経過や命を左右します!

そうした場面に備えて、冷静な観察と判断、正しい応急手当を身につけましょう!

傷の種類と応急手当

以前投稿した地震災害でケガをする原因は!?予防策とおすすめグッズ紹介!にも書きましたが、「地震災害が起きたときのケガの原因」の多くは「家具類の転倒・落下」です。
他にも避難時の転倒によるすり傷、倒壊した建物のガラスの破片での切り傷などさまざまな外傷の危険があります。

傷の手当は、①出血を止める ②細菌の侵入を防ぐ ③痛みをやわらげる ということを意識しながら行いましょう。

❶出血を止める

出血していたら→出血している場所を調べる

直接圧迫止血

出血している傷口をガーゼやハンカチなどをあて、その上から手のひらで強く押さえてしばらく圧迫します。

包帯を少しきつめに巻くことによっても、同様に圧迫して止血することができます。

また、感染を防ぐため、ビニール手袋やビニール袋の使用が望ましいです。

間接圧迫止血

傷口より心臓に近い静脈(止血点)を手や指で圧迫して血液の流れを止めて止血する方法です。

止血は直接圧迫止血が基本であり、間接圧迫止血は、ガーゼやハンカチを準備するまでの間など、直接圧迫止血をすぐに行えないときに応急に行うものです。

止血帯

①圧迫止血法をしても血が止まらなかったり、骨折などで圧迫できないときには止血帯を巻きます。

②止血点は傷口に近い上腕部または大腿部で、傷口より心臓に近い部分をタオルやスカーフなどで固く結び、棒などを結び目に差し込んで回転させ、血が止まるまで締め上げ固定する。

❷傷の手当

すり傷・切り傷

・傷口をきれいな水でよく洗い流す
・出血が多いときは、傷口を圧迫して止血する
・清潔なガーゼや、湿潤環境を保てる被覆材(ひふくざい:傷をピッタリと覆うシートやフィルム)などでおおう

刺し傷

傷口の周囲を押し、血を絞り出してから、滅菌ガーゼなど清潔な布を傷口に当て、その上から包帯をします。

ガラス、釘による傷

抜く前に消毒 毛抜きで抜き取り さらにもう一度消毒を!

ガラスなどを抜いたあと、消毒し清潔なガーゼなどで傷口をおおい、病院で受診しましょう。
あとで化膿することもあるので、小さな傷でも必ず医師の治療を受けてください。

※ガラスの破片が深く又は大量にささっていたら抜かずに病院へ。

とげが刺さったとき

まず、とげが刺さった状態で一度消毒をしたのち、ピンセットや毛抜き、消毒した針などで抜き取ります。

抜きにくいときは、周囲を指でぎゅっと押したり、穴の開いた硬貨を押し付けたりすると、先端が浮き上がってきて抜きやすくなります。

❸骨折の場合

出血していたら→出血している場所を調べる

  • けがをしたところが不自然に変形している。
  • 腫れて傷みが激しい。
  • 骨が突き出ている。
  • 皮膚の色が変わる。
  • 自分では動かせなくなる。
  • 顔色が悪く、寒がって震える。

    ※疑わしい時は、骨折したものとして手当を行う。
骨折の手当

①骨折した場合は、安静にすることが原則。

②やむを得ず移動させる場合は、骨折箇所を確実に固定してから移動させる。

③氷水などで冷却する。

※1回につき15~20分程度冷却し、30~40分(冷却時間の倍の時間)の間隔をあける。これを1日数回行う。

骨折の固定方法

①とにかく動かさず、外傷の手当の後に固定を施します。

②「衣類」や「靴」はぬがすか切り開きます。

③安定を保つため、上下の関節をこえてまたがるように「副子(ふくし)」をあてます(骨折部位にあてるのではない)。

④骨が突き出しているときは、その上に清潔なガーゼか布をあて、シーツなどでくるむ。

⑤「体」と「副子」の間には、「タオル」などのあて物をして隙間をなくします。

⑥患部を低くしないようにして、安静を保ちます。

副子とは?

棒や板、かさ、ステッキ、段ボール、新聞紙・雑誌(かたく折り曲げる)、毛布などで、骨折部分を動かないように固定できるもの。

上腕部・前腕及び手首の固定

①骨折した所の上下を固定。

②三角きんで吊ってからさらに固定。

下腿部の固定

①骨折しているところの両側から副子をあてます。

②骨折しているところの上下の関節が動かないように固定します。

❹ねんざの応急手当

※患部は冷やす。
※くつは副子の代わりになるので、ぬがないでその上から三角きんや布などで固定する。

①三角巾1枚を用意し、たたみ、中央を足の裏に当てる。

②三角巾の両はしを足首の後ろに引き上げて交差させる。

③三角巾の両はしを足首の前で結ぶ。

④三角巾の両はしを足の甲に回し、足首で交差させ、両はしをかかとと斜めに巻いた三角巾を内側に通す。

❺やけどをしたとき

やけどは大きさにかかわらず、とにかく冷やし、できるだけ早く熱を皮膚から取り除くことが大切!

小規模のやけど

できるだけ早く、水道水などきれいな冷水で患部を冷やす。

やけどの範囲が狭ければ原則として、痛みを感じなくなるまで、15分から30分冷やす。

  • 服は着たまま15分以上冷やす。
  • 水ぶくれなどがある場合は、患部をおおって冷やす。水ぶくれはつぶさないように!
  • 顔の場合は洗面器の水に、顔全体をひたす。
広範囲のやけど

くっついた衣類の周りを切りはなし、患部をタオル等で包んで冷やす。

患部以外はシーツで保温して病院へ。

  • 背中や腹、胸など広い範囲でやけどを負った場合は、そのまま水風呂につけて冷やす。
  • 広範囲のやけどの場合、体温低下を招くので要注意。
  • 衣類は無理に脱がない、剥がさない。
  • 化学薬品が皮膚に付着した場合は、大量の流水で薬品を洗い流す。

皮膚が破けている場合は、患部を創傷被覆材(傷口を覆うもの)で覆う(薬局で購入可能)。

水泡ができている場合は、破れないように清潔な布などで保護する。

※水泡は絶対に破らない。
※アロエや軟膏などを患部に塗らない。

こんなときは病院へ!
  • 水泡ができ強い痛みがある。
  • 皮膚が白くなり焦げている。
  • 痛みを感じない。
  • 広範囲のやけどの場合。

    ※外科、皮膚科、救命救急病院などを受診する。

あると便利「備えておきたい救急グッズ」紹介!

応急処置が必要なとき、近くにあるもので早急に手当てをしなければいけません。

そんなときに「備えておきたい救急グッズ」を紹介します!

てぬぐい

どんな部位の傷口にも使えて効果大!

手ぬぐいはハンカチよりも長さがあるため、さまざまな用途に使えます。

止血はもちろん、マスク代わりに顔を覆ったり、タオルとしても活用できます。

防災バックにも備えておくべきアイテムですし、日頃から持ち歩くようにしてもいいですね。

ビニール袋

使い方は無限大!強い味方になることな違いなし!

普段買い物で使っているビニール袋、大き目がおすすめです。

最近ではエコバックに切り替えている方も多いと思いますが、災害時にさまざまな場面で活躍してくれるビニール袋は、ぜひ防災バックに備えておいてください!

傷口の清潔を保つために手袋代わりになったり、骨折した際の三角巾代わりになったり、水を運ぶ道具になったり、災害時には強い味方になってくれることでしょう。

傷口洗浄スプレー

白十字 ファミリーケア ジェット&ミストフォーム 消毒スプレー 100ml [指定医薬部外品]

水が用意できないことも考えて傷口洗浄スプレーを防災バックに備えておくのもおすすめです。

「骨折」を想定して応急手当てをしてみよう!

実際に災害時を想定して、ダンボール、ビニール袋、手ぬぐい、バンダナ、ガムテープ、はさみなどを利用して「骨折」の応急手当てをしてみました。

足首の固定

急いで逃げたときに足首をひねってしまったとき、階段から落ちてしまったときを想定して、ダンボール、手ぬぐい、バンダナ、ガムテープを使って足首の固定をしてみました!

腕の固定

今度は手首やうでの骨折の想定で、ダンボール、手ぬぐい、バンダナ、ガムテープ、ビニール袋を使ってうでの固定をしてみました!

番外編!3種類の固定を比べて勝手にランキングをしてみた!

今回用意した手ぬぐい、バンダナ、ビニール袋を使って固定した場合どれが付け心地がいいのか、小学6年生の息子が独断と偏見でランキング付けしてくれました!

実際に巻いてみたところ、手ぬぐいが一番短くて結びにくかったです。

装着している方も、「手ぬぐいやバンダナよりも、ビニール袋が一番楽でいい」と感想を聞かせてくれましたよ。

参考にしてみてくださいね♪

まとめ

今回は、さまざまな種類のケガに対する応急処置を紹介しました。

災害時に慌てないためにも、ケガに合わせた応急処置の知識をおさらいしてみてください。

実際に息子と一緒にやって、視る、読むだけだなく「実際にやってみる」ことで、いざというときに実践できるかもしれない自信もつきましたし、とても勉強になりましたよ!

みなさんもお子さんと一緒に一度やってみてはいかがでしょうか?