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決意から出産までのことVol.1
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前回からだいぶ日にちが空いてしまいました( ̄▽ ̄;)
本題に入る前に…
なかなかリアルタイムに追い付きませんが
恵愛は現在2さい半を迎えることができています!
2022年の6月に、1年10ヶ月の入院を経て退院、
念願の在宅移行になりました。
恵愛が帰ってきてからは、以前のようにはなかなかゆっくりブログをつづる時間が
なくなってしまいましたが
忘れないためにもこれからまたゆっくりペースになってしまうとは思いますが
ホンネを更新していきたいと思いますので読んでいただけると嬉しいです。
前置きが長くなりましたが、本題に入っていきたいと思います
出産を決意したのが4月の初旬で、出産予定日は8月なかば。
約4ヶ月間ありました。
わたしは赤ちゃんの病気が発覚する前から
「年れい的にも、これが最後の妊娠だ」
と思っていたので、「最後の妊婦生活は楽しむぞ」と考えていました。
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だけど赤ちゃんの病気が見つかり、
正直考えていたように楽しむことはできませんでした。
「どんなに大切にしたって亡くなってしまうかもしれないんじゃろ?」
そんな考えが頭の中をよぎらない日は無かった。
ふとした時に
「なんでこんな思いをわたしがしなきゃいけないんだろ?
っていうか、本当にこれわたしに起こってることなの?」
とよく考えていました。
今思えば卑屈(ひくつ)になっていたし
卑屈でしか無かったように思います。
特に検診の時に見る幸せそうな妊婦さんたちの姿が辛かったです。
検診のたびに突きつけられる現実、
成長曲線に全然足らない足や手、赤ちゃんの体重。
いつかどこかでもしかしたら追いつくかも知れないんじゃない?
なんて夢みたいなことは、決して起こらなかった。
自然と誰かに会うことや話すことを避けていた。
この頃コロナ禍で緊急事態宣言が発令され
自然と人に会わなくても良い口実もできた。
そこにずいぶん救われました。
1人時間が増え、ネットで検索魔になったけど
情報がまったくない…
そんなわたしの気持ちを救ってくれたのは
King Gnuの音楽でした。
なかでも出産を決意する前に出会った
「傘」という曲の歌詞の1部には背中を押されたような気持ちになり
妊娠時期の支えでした。
「あれこれ不安になったってどうしようもない
“運命でしょ?”」
(KingGnu「傘」より1部抜粋)
まるで自分のことと重なり、
『運命』を受け入れるしかないと強く思えたんです。
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そして5月、6月、7月・・
あっという間に時間は過ぎていきました。
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お腹の赤ちゃんはよく逆子や横子になっていました。
それは骨の疾患の子にはよくあることだそうです。
わたしは結局出産ギリギリになっても赤ちゃんは小さく、
あまり妊婦だと気づかれないくらいお腹が小さかったです。
胎動はしっかりあって後期には頻尿にかなり悩まされました。
また、大きな胎動を感じる時には赤ちゃんが骨折してしまうんじゃないかと
心配もしました。
やっぱりこの頃になっても、こんなに元気にお腹の中で動いている赤ちゃんが
出産したら亡くなってしまうイメージがつきませんでした。
7月に入ったら産科の医師と新生児科の医師(現主治医)とで
出産方法や入院時期、赤ちゃんが産まれてきて息していなかったら延命するのか?
などのかなりシビアな、でもとても大切な話し合いをすることになりました。
そして産科の医師から改めて赤ちゃんの病気についての話を聞きました。
わたしの住む岡山県では2~3年に1人の割合でこの病気を指摘され
受診してくるお母さんがいるとのことでした。
2~3年に1人が少ないのか多いのかよく分からない。
だけどお腹の赤ちゃんは2~3年に1人の確率に当てはまってしまった。
帰りの車内で久しぶりに涙が止まらなくなりました。
そんな確率に当てはまりたくなかった…
ごめんね、赤ちゃん。
次回の記事では出産方法や延命についての話し合いのことから
出産までをつづりたいと思います。
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