ホンネ

ホンネ
2023/05/02 大石えま

臨月のキモチ

臨月のキモチ

臨月に入ったある日。

朝から気持ちが不安定だったわたしは

こんな記事をインスタグラムに投稿しました。

そのままを載せたいと思います。

いよいよ臨月に突入しました

なので、臨月に思う事を書き記していきます。

記録として残したい。だからだいぶ赤裸々に書きます。

それで気分を害してしまう方も居るかも知れません…

なので此処(ここ)からは見たい方だけ見てください

赤ちゃんの病気を受け入れてから現在も、ずっと色んな赤ちゃんの病気を抱えてるお母さん達のブログを読んだりしてます。

少しでも情報が欲しいし少しでも気持ちを共有したいと思って見てます。

赤ちゃんの病名は「骨形成不全症」

恐らく「Ⅱ型」

骨の病気は色々あるけどこの「Ⅱ型」というのはその中でも重症度が高く「致死性」と呼ばれるものでした。

2、3万人に1人の難病で

岡山では3年に1人位しか産まれてこないそうです。

年間にこの病気の疑いで岡山の国立にかかる人は1〜2人。

この6年でだいたい同じような症状を持って産まれた赤ちゃんは2人。

そうですね。やはり大多数の人は「骨形成不全症Ⅱ型」と

診断されたら中絶の道を選ぶそうです。

きっと泣く泣く…。

ひとのブログを読んでいたらたまに

「え?」って人も実際に居ます。

正直言います。

「綺麗事言ってんじゃねーよ」みたいなブログもチラホラ..

詳細は省きますが

辛い気持ちもきっと一緒なんでしょうが…

みんなどこかで腑(ふ)に落としたい、納得したい

そんな気持ちなんでしょうが..

中期中絶が赤ちゃんの為?苦しまない為?

は?中期中絶だろーが

産まれてきて亡くなろうがどっちにしたって亡くなる事に変わりは無い。

苦しいに決まっとるわ

中期中絶=赤ちゃんの為

その考えにわたしは納得できない。

あくまで「わたしは」です。

他人を批判するものではありません。

批判するように聞こえてしまうかもしれませんが…

大前提として、皆さんそれぞれ苦しみ、葛藤..

色々あるのは承知です。

わたしの決断を見てそれこそ

「綺麗事だ」という人も居るだろう。

っまり正解は無い。

医師も同じような事を言っています。

「骨形成不全症Ⅱ型」で産まれてくる赤ちゃんの症例が少なく、

医師達も手探りだそうです。

その説明をしながら医師は言いました。

「だからって産む事が悪いって事じゃないんよ」

いちいち傷つきます。

分かってるよ

『悪いこと』と言われたとしても、『悪いこと』と言われる意味が分からない。

赤ちゃんが生まれてきた時、どんな試練が待っているか正直分からない..

その時、自分がどんな精神状態になるかも分からない..

今、色んな事態を想定していても、やっぱり分からない..

自分の決断が正しかったとちゃんと言い切れるかも分からない..

出産が迫った今、正直穏やかな気持ちで居れる日の方が少ない。

検診の度、帰り道で泣いてるよ。

医師よ、分かったからもう前向きな言葉をかけてよ

何かあった時も貴方たちのせいにする気は微塵(みじん)もありませんから。

だいぶ汚い言葉も使いつつ、今の気持ちを書きなぐりました。

不快に思われた方が居たらすみません。

赤ちゃんが健康で産まれてきてくれているお母さんの皆さん、

それでもやっぱり育児は大変です。

わたしも2人育てているから分かる。

大変さっていうのはそれぞれの年齢ごとに違うし

未だにやっぱり大変。

今回の赤ちゃんの事があり

2人が健康で産まれてきてくれた事に改めて感謝です。

あ〜〜〜もういやだ!!

あ〜〜〜もうムリ!!!

そんなふうに思う日もある。

母だって人間だもの。

だけど、ふと頭の片隅に

健康で産まれてこれない子もいる、生きたくても生きれない子もいる

それを置いていて欲しい。

健康で産まれてきてくれる事は当たり前なんかじゃない。

むしろ奇跡なんです。

わたしからしたら羨ましいしかない。

えまちゃん、あなたと生きたかったよ

あなたにおっぱいあげたかったよ

あなたの夜泣きで悩んだりもしたかったよ

あなたの服を選びたかったよ

あなたのおくるみをこんな形で探したくなかったよ

お兄ちゃん達にあなたと遊んで欲しかったよ

何より健康にあなたを産んであげたかったよ

健康に産んであげられなくてごめんなさい

どうかあなたの苦しみが最小限でありますように

Instagram nonon7323

わたしのインスタグラムより当時の投稿をそのまま引用いたしました。

今だから話せますが、投稿しながら泣いてました(;’∀’)

旦那は眠っていたのでバレないように。

当時はだれにも自分の気持ちを話せなかった。

出産イコール亡くなってしまうような赤ちゃんを妊娠してる人なんて

そんなに周りに居るわけがありません。

気分転換にドライブして好きな音楽を流し、気をまぎらわせるつもりが

だれにもバレないように泣くためのドライブになっていました。

出産入院まではそんな日々が続いて苦しかったです。

自己紹介

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